~社員ブログ 中村~
人権教育月間
今週のブログを担当します中村です。
先日、娘の小学校の参観日があり、11月は人権教育月間という事で
人権教育に関する道徳の授業を見学しました。
子供たちってすごいな、と思ったので少しお話します。
男の子と女の子で「あっても良い違い」「あってはいけない違い」について
お題を元に子供たちが話し合うという内容でした。
例えば「男のくせに泣くんじゃない」という声掛けはあっても良いか、いけないか、というような感じです。
個人的に興味深かったのは
「バーベキューで男子が炭を起こして、女子が野菜を切る」
「重たい荷物は男子が運ぶ」でした。
私は、”良い、、、というか、ぜひそうあって欲しい、そうして欲しい!!別に良くない?男子の方が力持ちだし!”と思いましたが、
子供たちの答えは 「あってはいけない」でした。
理由は、ざっくり言うと、決めつけるのが良くないという事でした。
(あくまで私の娘のクラスの子供たちが出した答えです)
みんなで話し合って、そう決まったのならば良い
本人がやりたくて(やってあげたくて)やっているのであれば良い
だけど、話し合いも無く、個人の希望も聞かず、男女で役割を決めつけるのは良くない「あってはいけない違い」だ、という事になりました。
女子でも炭を起こしてみたい子はいるかもしれないし、男子でも料理が好きな子はいるかもしれない。
男子でも力が弱い子もいるし、女子でも力持ちはいる…。
なるほどー、ってなりました。(上記に挙げたのは一部意見です)
決めつけ、、、確かに大人の方がたくさんの「こうだ」「こうあるべき」っていう決めつけを持っていますよね。
子供たち、頭が柔らかくてどの意見もとても面白かったです。
私も、男女平等、ジェンダーレスと言われている時代を生きているはずなのですが
それでも今の子供たちからすると古い価値観を持ってるんだな~と実感しました。
…でも、女の子はお料理上手であって欲しいし、男の子は力持ちであって欲しい母心です^^;
「やってあげよう」と思えば、女子が野菜切って、重い荷物は男子に運んでもらっても良いんだよね…?
どうか、なんでも差別だ!と声高に叫ぶだけではなく
相手の為にやってあげよう!と思える、優しい気持ちもこのまま育って欲しいな~と思いました。
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PMA 中村
│更新日時:2021/11/24│