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コラム㊸ 加速する時代

私の住む山陰地方も最速で梅雨明けし、連日の猛暑です。

少し外回りをしただけで汗が噴き出す陽気です。

屋外での仕事の皆さんには十分に熱中症に気を付けてもらいたいです。

 

今朝の新聞記事に目が留まりました。

「民主政は衆愚政治に陥り、力づくで人々を従わせる僭主の支配に移行する」

「自由への渇望が過度の隷属を生む」

古代ギリシャの哲学者プラトンの言葉だそうです。

情報の少ない中、そのような予測・傾向をどのようにして読み取ったのか?

不思議と言うか何か神がかったものを感じます。

そして、まさに2,400年後の現代に通じる見識であると感じます。

何年経とうと同じ人間の営みなので繰り返されることもあると思いますが、

経験から改善すべき点は忘れず、ブレずに改善し続けることが難しいのだと感じます。

政治の変化とともに企業の在り方も変化を余儀なくされています。

株主総会も様変わりです。特に不祥事が露見し、アクティビストに対抗策を提出された

会社の経営陣の心中たるや。過去の経営陣と比較し悶々としている人も居ると思います。

「シャンシャン総会」は過去の遺物になったのでしょう。

待ったなしの真剣勝負がそこかしこで展開されている状況です。

前例踏襲、もたれあいではない能動的な動きなので本来のあるべき姿とも言えます。

自分に都合の良いことだけを求め、他者に依存する民主主義はせっかく掴んだ自由・平等

等を台無しにしてしまう。

自主性を発揮した真剣勝負の先にある成果を民主的に配分し、連帯していく事が地域が

維持・発展していく本質であると感じます。

中小企業家でもやれることはたくさんある。

以上

コラム㊷ 従業員99人以下の中小企業

統計なので何らかの区分は必要ですが、島根県で総勢5名の小売業を経営している身からすると、

「99人もいたら、この辺じゃ大きな会社!」というのが実感です。

その所謂「中小企業」の雇用問題が取り沙汰されています。

「中小企業は若い世代の採用が難しく、高齢者への依存を強めている」

「中小企業は賃上げや柔軟な働き方の導入を急がなければ人手不足を解消できない」

「過去10年間の雇用全体に占める割合は、大企業は3ポイント増で中小企業は4ポイント減」

「中小企業は15~64歳が125万人減った一方、65歳以上が112万人増えた」

「労働力人口はこれからの10年で約150万人減る予測」

等など、現実はかなり厳しいです。

賃上げも柔軟な働き方も中小企業経営者は心底実践したいと考えています。

にもかかわらず付加価値(=粗利益)を十分に生み出せず、必要な手立てを打てず悶々として

いる経営者も多いと感じます。

能力・努力が足りないと言われればその通りかもしれませんが、経営者一人ひとりは真剣に経営に

取り組んでいるはずです。

中小企業でもM&Aが一般化するのを目の当たりにすると、中小企業淘汰論が現実化していると

感じざるを得ません。

 

  1. 中小企業の過剰問題
  • 日本には約358万社の中小企業があり、先進国の中でも突出して多い
  • 中小企業数が多すぎることが日本の生産性の低さにつながっている
  1. 生産性向上の必要性
    • 中小企業は大企業と比較して生産性が低い傾向がある
    • 日本の労働生産性はG7諸国で最下位となっている
  2. 淘汰と再編の必要性
    • 生産性の低い企業を淘汰し、競争力のある企業に資源を集中すべき
    • 単なる保護政策ではなく、中小企業の「稼ぐ力」を強化する政策が必要
  3. 事業承継問題への対応
    • 経営者の高齢化による廃業ではなく、M&Aなどによる事業継続を促進すべき
  4. デジタル化の推進
    • DXを通じた生産性向上が不可欠

アトキンソン氏は著書『新・生産性立国論』『国運の分岐点』などでこれらの主張を展開し、日本経済の構造改革の必要性を訴えています。彼の主張は時に「冷徹」と評されますが、日本経済の長期的な競争力強化のための提言として注目されています。

 

方や、2010年6月18日に閣議決定された「中小企業憲章」には、

「中小企業は、社会の主役として地域社会と住民生活に貢献し、伝統技能や文化の継承に重要

な機能を果たす」

さらに、「小規模企業の多くは家族経営形態を採り、地域社会の安定をもたらす」

「中小企業は、国家の財産ともいうべき存在である」

と記されています。

地域に根差した中小企業が独自性を磨き、生産性を向上させれば数の多さは強みになります。

特に地方は強い中小企業が蜂の巣のように集積している方が現実的だと感じます。

中小企業憲章に謳われているような中小企業になる為に、1社1社が自覚を持って経営を前に

進めることが大事だと改めて感じます。

以上

 

 

DXアドバイザーによる可視化伴走支援事業の動画をアップしました

コラム㊶ 「正しさ」の正解

一人ひとりに、自分にとっての「正しさ」がある。

共感した仲間とより強い「正しさ」に成長させ普遍化させる。

より多くの仲間が出来た集団が多数派となり、ものごとを決めていく。

公平な仕組みです。

今の時代は情報が溢れかえっています。

損得を主張する人、善悪を主張する人。

色々な価値観があり、自由に発信できる世の中です。

とても良い環境だと感じます。

客観性、柔軟性を持ちつつ自分の考えを持つことが重要な時代だと感じます。

便利なツールはこれからも数多く発明されると思いますが、あくまで人間同士が

「徹底的に民主的な話し合いをしてお互いに理解と納得しながら一つひとつ現実に

即して処理をしていく」

この基本を忘れないようにします。

以  上

コラム㊵ 情報リテラシー

新聞に気になる記事がありました。

「誤情報・fake newsは中高年こそ注意しなければならない」

確かにSNSを日常的に使いこなし、場合によっては過激化するといった報道は若者中心です。

ただ、周りを見てみると中高年の括りに入る人たちがデジタル機器を使って仕事をバリバリこなし、

FacebookやInstagramで広報・宣伝も含めた情報発信をしている人も大勢います。

世論の観点でも既存メディアの影響力が薄れ、SNSが大きな影響力を持ち始めたことは周知の通りです。

専門家の分析によると、「中高年の特徴として地元の話題に関心が高く、社会生活でいらだちを抱え

ながらも無視されていると感じている人が多い」との傾向があるそうです。

また、これは若者と同傾向のようですがネットの危険性にさらされていると自覚していない人も多いようです。

「自分は大丈夫!」というやつです。

経験を積み、重要な立場にいる人が多い中高年が誤情報に影響されれば周囲への悪影響は避けられない

でしょう。

まさに中高年こそ情報リテラシーの向上が急務なわけです。

経験からくる人生理念・信条は簡単に変えられるものではありませんが、寛容と謙虚さを持って物事を判断

すること。

異業種、異なる考えを持っている人とも情報交換しなるべく偏らず中庸を保つこと。

そして、自分が正しいと感じたことでどんな成果を得たのかを検証するべきだと感じます。

「良い種を撒けば、良い実がなる」

成果を客観的に検証することがないと悪い実でも自分に都合の良い解釈をして自己肯定してしまう恐れが

あります。

寛容・謙虚、やはり素直さに勝る人格はないとつくづく感じます。

簡単ではありませんが、習い性になるように心がけます。

ありがとうございます。

以上

社員ブログ 木村

今回ブログを担当します営業の木村です。

少し前になりますが松江市の有限会社キムラプラン様でインターネットセキュリティゲートウエイ(UTM)

の施工をさせて頂きました。

最近ネットワーク機器が増えて来て電源ケーブルやLANケーブルがどれが何に繋がっているのか分からない状態でしたので、この機会にスッキリと壁掛設置させて頂きました。

※左奥:電話主装置 真ん中:防犯カメラレコーダー 右 UTM

真ん中下:防犯カメラ電源アダプター 右下:NTT.HGW(ルーター)

この下にUPS(無停電電源装置)が設置してあります。

これで機器の再起動(電源入/切)もし易くなりましたので障害時の早期復旧も期待出来ると思います。

( インターネットが繋がらなくなった等の障害はネットワーク機器の再起動で復旧する事が多いんです)

社長様今回はありがとうございました!!

事務所のネットワーク機器、LANケーブル、電源廻りをスッキリされたい方ご相談お待ちしております!!

PCのウイルスセキュリティ対策や防犯カメラの事もお任せ下さい!!

 

 

 

 

コラム㊴ 潮時を知る

組織の長の在任期間が長過ぎることの弊害が取り沙汰されています。

新陳代謝、善循環を維持することを阻害する原因が人間の我欲にあると感じます。

長年積み重ねてきた組織内で影響力を行使する為の強固な仕組み。

人事権・お金の配分等で強い決定権を持ち、周囲にイエスマンを配置し

NO!を言わせない体制をつくる。

経営理念・目的は忘れ去られ自身の影響力の誇示に酔いしれる。

本人も客観的に見れば良くないことであるとわかるはずのことがわからなくなる。

非常に優秀な人でも陥るこの罠は恐ろしいものだと感じます。

そもそも、どのポイントで人間は変化するのでしょうか?

なぜ滑稽なほどの全能感をもってしまうのでしょうか?

人間の性、弱さがそうさせるのでしょう。

「晩節を汚すな」と昔からよく言われますが、人生百年時代の今こそ肝に銘じたいところです。

 

中小企業の場合、後継者問題が深刻で代りたくても代わる人が居ないというケースも多いです。

今ではM&Aも含めて色々な事業承継の形が存在しますが、皆が採用できる訳でもありません。

大企業は元より、中小企業の経営者こそ長くなりがちな在任期間を念頭に日頃から謙虚な姿勢で

経営に取り組むことが望まれます。

自制、自律の念を維持するために感謝の気持ちを持ち続けます。

以 上

コラム㊳ 社外研修

1/25(土)に恒例の社外研修を実施しました。

講師はもちろん、Willさんいんの金築社長にお願いしました。

今回は「採 用」に関するそもそも論から具体的な内容までしっかりとご指導頂きました。

金築社長、ありがとうございます。

恒例にはなりましたが、Willさんいんさんの研修は社員にとって貴重な時間です。

今後とも宜しくお願いします。

 

現在、「働き手不足」、「採用難」は多くの中小企業で共通の悩みですが、社員にも具体的に我が事

として考えてもらう機会は中々ありません。

今回の研修の気づきを心に持ち続け、必要な人物像・会社の未来を明確にしていきます。

 

興味を持ってもらえる社風、どんな人が働いているかが見える・感じる広報、入社した仲間に寄り添い

共に目的・目標に向かって進んでいける職場環境等々。

やるべきことは沢山あります。

ただ、当たり前ですが新たに入ってくる仲間が居ないことには発展はありません。

「中小企業は維持することは上手だが、発展させることは苦手だ」

こんな言葉を投げかけられないように取り組みます。

以 上

社員ブログ 中村

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

みなさまはどんなお正月をお過ごしになられましたか。

我が家は、毎年恒例の獅子舞がやってきました。

小中学生の子供たちで、2~3時間かけて約50軒ほど廻ります。

中々大変なのですが、、いただけるお年玉(山分け!)を励みに子供たちは頑張ります。

コロナ渦で途絶えた年もありましたが、昨年から復活し太鼓の音と、”やいとー”の掛け声と共に、

獅子舞がやってくると、お正月だな~と実感します。

獅子舞に頭をかんでもらい、無病息災!です。

さて、我が家の中3娘・・・。獅子舞も今年で卒業で、いよいよ受験です!

とてもとても受験生とは思えない!?のんびりしていて、親はもう…ヤキモキ、キリキリしますが。

残りわずか!体調に気を付けて自分の望む進路をつかみ取ってもらいたいと願っています。

中村梨沙

コラム㊲ 今年を振り返って

「自分には未だ直接には関係がない事」

「モヤモヤっとした懸念事項、曖昧模糊とした閉塞感」

等など、少し自身とは距離があると思っていた事柄の輪郭が見えてきた年だったと感じます。

令和3年に閣議決定された「骨太方針2021」に~日本の未来を拓く4つの原動力~が成文化されています。

成長を生み出す4つの原動力の推進として・・・①グリーン社会の実現②官民挙げたデジタル化の推進

③日本全体を元気にする活力ある地方創り④少子化の克服、子供を産み育てやすい社会の実現

以上が挙げられています。

内外の変化を捉え、構造改革を戦略的に進め、ポストコロナの持続的な成長基盤を作ると宣言

しています。

GX、DXは元より地方創生も少子化対策もデジタルの力で解決できる部分は大きいです。

元気で維持発展していく国にしていく為に、まさに官民挙げたデジタル化の推進が望まれていると

感じます。

実践については政治、経済、諸々の国内事情、場合によっては国外事情に影響されて遅々として

進まないことがあります。

一人ひとりが自分や家族、近しい人の生活を大切にしながら全体の改善も本気で意識していか

なければならない時期に突入したとの感がある方も多いと思います。

今、改めて出てくる言葉は、「一燈照隅・萬燈遍照(いっとうしょうぐう・まんとうへんしょう)」

“自分が居るその場を照らす。 これは絶対に必要なことで、また出来ることだ。 真実なことだ。

片隅を照らす! この一燈が萬燈になると「萬燈遍照」になる。 こういう同志が十万、百万となれば、

優に日本の環境も変わりましょう“

私はこの解釈がしっくりときます。

社員、顧客、取引業者の皆さん。

未だ少し残っていますが、今年もお世話になりました。

感謝しています。お互い共存共栄できる同志となり、良い日本の一燈になりましょう。

以上

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