コラム㊲ 今年を振り返って
「自分には未だ直接には関係がない事」
「モヤモヤっとした懸念事項、曖昧模糊とした閉塞感」
等など、少し自身とは距離があると思っていた事柄の輪郭が見えてきた年だったと感じます。
令和3年に閣議決定された「骨太方針2021」に~日本の未来を拓く4つの原動力~が成文化されています。
成長を生み出す4つの原動力の推進として・・・①グリーン社会の実現②官民挙げたデジタル化の推進
③日本全体を元気にする活力ある地方創り④少子化の克服、子供を産み育てやすい社会の実現
以上が挙げられています。
内外の変化を捉え、構造改革を戦略的に進め、ポストコロナの持続的な成長基盤を作ると宣言
しています。
GX、DXは元より地方創生も少子化対策もデジタルの力で解決できる部分は大きいです。
元気で維持発展していく国にしていく為に、まさに官民挙げたデジタル化の推進が望まれていると
感じます。
実践については政治、経済、諸々の国内事情、場合によっては国外事情に影響されて遅々として
進まないことがあります。
一人ひとりが自分や家族、近しい人の生活を大切にしながら全体の改善も本気で意識していか
なければならない時期に突入したとの感がある方も多いと思います。
今、改めて出てくる言葉は、「一燈照隅・萬燈遍照(いっとうしょうぐう・まんとうへんしょう)」
“自分が居るその場を照らす。 これは絶対に必要なことで、また出来ることだ。 真実なことだ。
片隅を照らす! この一燈が萬燈になると「萬燈遍照」になる。 こういう同志が十万、百万となれば、
優に日本の環境も変わりましょう“
私はこの解釈がしっくりときます。
社員、顧客、取引業者の皆さん。
未だ少し残っていますが、今年もお世話になりました。
感謝しています。お互い共存共栄できる同志となり、良い日本の一燈になりましょう。
以上
│更新日時:2024/12/21│