コラム① 「ビジネスホンって?」瀬﨑
私が新卒で入社した会社は㈱田村電機製作所(現:サクサ)という通信機器製造メーカーでした。
この会社でビジネスホンの存在を知りました。
昭和62年のことです。時代は”バブル突入!”といった感じで好景気でしたね。
同期入社が80名以上居たように記憶しています。懐かしい限りです。
最初の赴任地は新設の横浜営業所でした。
東横線に桜木町駅がまだある頃、中区本町のテナントビルで横浜らしい立地でした。
そこから私とビジネスホンとの関わり合いが始まりました。
(後に、就職して覚えたことで生まれ故郷で起業するとは想像してませんでした、運が良いです!)
それまでは”ビジネスホン”なるものを使ったこともなく、何に使うのかもわかっていませんでした。
メーカーの営業として販売店に案内・提案していく中でその存在理由を理解していきました。
簡単に言うと・・・
「複数の回線を複数の電話機で取り回す」
になります。
そのために主装置と呼ばれる交換機が必ず必要になります。
(大きな工場には構内交換機(PBX)と呼ばれる装置が付いています。それの小型版です)
その主装置に専用の多機能電話機を接続することで色々な機能を使うことができるようになります。
なので、逆を言えば「電話回線1本で電話機1台」これで間に合う会社には必要ありません!
「電話のやり取りはほぼスマホで回線1本でも支障がない」
「メールがメインでFAXは殆ど使わないのでFAX専用番号まで要らない」
このような会社は他の設備、今でいえばPCネットワーク環境のセキュリティ、データバックアップ等
優先順位の高い設備にお金を使った方が良いです。
売ってる私が言うので間違いありません。
何しろ、ビジネスホンは量販店で売っている家電メーカーの電話機とは値段も全然違いますからね。
本当に必要なものにお金は使いましょう!
売る側も ”no need, no presentation” を心がけましょう!
ただ、実際問題会社経営をしていく上で①電話番号 ②FAX番号番号、これらは個別に合った方が便利ですし、
名刺交換する時も「FAX兼用」の表記よりも個別に合った方が印象が良いです。
また、電話回線が1本だけでは話し中が多いとお客様から苦情を言われたり、お客様に電話をしたくても
他の社員が回線を使っていて掛けられないといった不都合が多々起こります。
要は機会損失、仕事に支障が出るケースが多いのです。
自社の状況にあった電話・通信システムの構築が必要な所以です。
「自社の状況にあった電話システム?何が適当なの?便利なのは良いけど費用は?」等々、
疑問が湧いてくると思います。
そんな時は、是非当社にご連絡下さい!!
直ぐの導入に至らなくてももちろん結構です。
お客様の状況が明確になり、お客様自身が何が優先事項かを考えるきっかけになれば良いのです。
回線、システムの見直しから働き方の見直しに繋がるケースも多いです。
「一度、現状確認してもらおうかな?」
そう思われた社長さん、連絡お待ちしています。
今回はこの辺で。ありがとうございます。
│更新日時:2022/02/07│