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コラム⑬ 「自我作古」/島根、山陰の顧客志向

踏み出せばその一足が道となり…アントニオ猪木さんの言葉も通じるものがあると感じます。

我より古をなす、勇気をもって新しい分野に挑戦することの意義は昔から認識されていたので

しょう。

いろいろなことで節目を迎えたと感じる令和4年も残り僅かとなりました。

新しく迎える年を充実したものにするために勇気をもって新しい分野に挑戦する。

自分も含めひとり一人がこの意識をもって仕事に取り組めば必ず良い兆しが出てくると信じます。

私の経営するピー・エム・エーという会社の10年ビジョンに「高密度経営推進企業になる」という

文言があります。

当社の生業である「より良い通信システムの構築」から顧客との深い信頼関係を築き、その延長

線上で顧客の経営上の課題まで解決できる企業になりたいという意思を表したものです。

簡単に出来ることではありませんが、自社の経営指針を全社的に実践することを通して組織と

所属する全員が成長し顧客に対して正しい助言、道筋を示すことができるようになりたいです。

顧客との接点はOA機器・通信機器の導入がスタートです。

私が社会人になった昭和62年当時のOA機器の主役はビジネスホン/コピー/FAXでした。

その後、コピー・FAXはプリンター・スキャナーと共にデジタル複合機へと進化しました。

ビジネスホンは回線の進化と共に様々な進化を遂げてきましたが、電話を掛ける/受けるという

基本機能は変わらず現在に至っています。システム導入後にデジタル複合機のように保守費で

稼ぐビジネスモデルでも無い為、市場規模は年々減っているようです。

元々、電話機メーカー出身である自分としては残念な気持ちもありますが、時代の変化ですので

致し方ありません。

昨今のOA機器の主役はもちろんパソコンになります。光回線でインターネットに接続し多岐に

亘る業務を処理しています。

そして、その重要度が増すと共に注目されているのがデータバックアップの為のサーバーと

日々増殖するウィルスからパソコン・ネットワークを守ってくれるセキュリティ関連機器です。

この注目されている製品を島根県・山陰の顧客にどう提案していくのかが問題です。

当社の営業圏である島根県東部・鳥取県西部は人口・企業数共に全国で最も少ない地域です。

高齢化率も高く、人によっては「課題先進県」、「他県より10年先を行っている」と敢えて前向きな

発言をする位、地方の課題が山積の典型的な地域です。

中小企業の割合は99.9%とほぼ全てです。そこに勤める従業員の割合も92.7%と高く、雇用の

影響力も大きいです。まさに地域経済の主役は中小企業です。

ただ、当社もそうですが中小企業の多くは「総務部」/「情報システム部」のような部署を持たない会社

が多いです。

パソコン・ネットワークを安全に安定して稼働させる為には我々のような業者に委託するか社内で

育てるしかありません。

現実的には業者に委託している会社が多いと思われます。

その状況で求められる製品とは?

例えば、お金以上の価値を持ち始めているデータを確実に安全に保存するための装置として

何が相応しいのか?

量販店で売っている簡易設計の製品、元々写真をたくさん保存する為に作られた容量だけ大きい

記憶装置に大切な会社のデータを保存して良いのか?

価格は安いが放熱ファンが少ない為空気交換効率が悪く、筐体も1日8時間稼働で3年間の

稼働設計の製品で良いのか?

この点は顧客に慎重に考えてもらいたいです。

”お 金”は経済を循環させる為の道具であり、”データ”とはその会社がコツコツと積み上げてきた顧客

情報や提案書・見積書他営業していく上の重要な情報が詰まっているものを指します。

既に紙ベースからデータ化している会社が大多数でしょうし、少子高齢化・DX推進の流れの中

今後も加速度的に様々な情報がデータ化されていくでしょう。

データ自体に交換機能はありませんが、そのデータの価値によって金融機関から融資を受けら

れる、またはそのデータ自体の価値をオフィシャル化して貨幣価値に置き換えることも始まっている

ようです。

話を前に戻します。

島根県・山陰の顧客に最適なデータバックアップ用サーバーとは?

当社の経営指針「我社の固有の役割は何か?」欄に成文化した「顧客に安心・安全を提供

できる会社」、この内容に沿った製品を提供することが経営指針の全社的実践になります。

業務用途で“24時間365日5年間の稼働”を想定した「高耐久サーバー筐体」を採用している

製品を基本に“簡単操作”、“安心のサポート体制”それらの条件を満たした製品を提案し普及

させることが当社の経営理念に合致し社会貢献につながります。

 

最後にどの仕事にも共通すると思いますが、まずは顧客の課題・イメージされている最適な環境

を自社の製品・サービスの提案の中から顕在化させ、その解決策を提示する。

短期ではなく利用期間トータルで顧客の課題を本質的に解決する製品・サービスを勧めること

が最優先事項です。

「欲しくなって頂いてから金銭提示をする」

この基本を忘れずに営業活動に邁進します。

以上

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