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コラム⑮ 3-2-1ルール

※写真は顧客の直江薬品様から導入したウォーターサーバーです。

 

「3-2-1ルール」、ご存じでしょうか?

2012年に米国で提唱されたデータバックアップの守るべきルールです。

10年以上前に既にデータとそのバックアップの重要性を認識していた米国と日本では対する

意識と公式のルールにおいてかなりのギャップがあると感じます。

 

所属する島根県中小企業家同友会の政策委員長が「政府系の統計データをもっと活用するべきだ!」

と以前話されていたのを思い出して「3-2-1ルール」を検索してみました。

すると・・・厚生労働省のサイトにありました。

「重要インフラにおけるサイバー事案対応」のタイトルで資料がアップされていました。

ちょっと意外な感じを受けましたが、“重要インフラ”の最たるものの1つが病院だと捉えれば納得です。

デジタル庁、経済産業省辺りにもアップされているのでしょうが、今回は厚生労働省の資料を参考に

学びました。

~概 要は~

「321ルール」を応用したランサムウェア対策の例

3   データを3つ保存

2   バックアップファイルを異なる2つの媒体に保存

1   1つをオフラインに保管

※こうした対策がなされていれば、復旧は円滑に行えたものと考えられる

↓ ↓ ↓

こんな感じでした。

「321ルール」でも不十分だとの意見もあるようですが、最低限このルールに準拠したシステムを

構築することが必要です。

当社が地域の中小企業の皆様に推奨しているのが、オンプレミスサーバーとクラウドサービスを

組み合わせたシステムです。

以前のコラムでオンプレミス(事務所内設置型)サーバーとクラウドサーバーの比較について述べました。

サブスク・クラウド流行りの論調が多い中、専門誌でも流行りではなく自社に最適なシステムは

何なのかを利用者自身が主体的に考えることを推奨しているものが増えてきました。

流行り、注目される商品・サービス等々、大衆に注目されるものにはメーカー・メディア等によって

意図して作られたものと自然発生的に起こったものがあります。

たくさんの情報の中から自分・自社にとって本当に必要なもの、最適なものを選択できるかどうか

がその後の成果を左右します。

自分自身で全て選択し解決できれば良いのですが、例えば会社のデータバックアップのような業務上の

課題は自分自身で解決できないことが多いです。

そんなお客様の「困った!」に寄り添い、最適解を見出す役割が当社にはあります。

お客様の利益を守る専門知識を身に付け、しっかりとお客様と向き合いご希望を叶えて差し上げる。

深い信頼関係を築き、長年に亘る「あてにしあてにされる関係」を創造する営業という仕事の素晴らしさを

改めて感じます。

情報が氾濫し、複雑化する世の中だからこそ当社のような会社は絶対的に必要であるとの使命感が

湧いてきます。

私自身も専門外のことはその道のエキスパートにお願いして、自分の出来ることに専念するように

しています。

その道のエキスパートは、同友会の仲間をはじめとする地域の好きな人、知ってる人です。

この連帯の中に居ることに安心感や幸福感を感じます。

ありがたい!

 

経営指針書の冒頭 「我社の固有の役割は何か?」欄に「質の高いコンサルティングと継続的なフォローが

できる会社」と成文化してあります。

以前に書いたかもしれませんが、当社の質の高さとは「何でも相談しやすい、親しみを持ってもらえる会社」

を意味します。

“最新の機器” と “当社社員の人間力”

この新結合でイノベーションを推し進めます。

ありがとうございます。

以上

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