”継続!社員ブログ 若手技術社員 末信君”
今回ブログを担当します。
技術の末信です。
今回は社内でも導入しているIPv6について話そうと思います。
まずPCをインターネットに繋ぐにはIPアドレスというものが必要になります。
IPアドレスというのは簡単に言うと住所のようなものです。
皆さんが普段使っているIPアドレスはIPv4(Internet Protocol version 4)というものになります。
IPv4では32bitのIPアドレスを8bit毎に区切って10進数で表示します。
IPv4アドレスの総数は約43億個ですが、インターネットの普及によりこの数では枯渇する事になります。
そのため新しく誕生したものがIPv6(Internet Protocol version 6)になります。
IPv6では128bitのIPアドレスを16bit毎に区切って16進数で表示します。
IPv6アドレスの総数は約340澗個となります。
IPv6アドレスはMACアドレス(端末の固有識別番号)をベースに自動設定されるため利用者は基本的に設定が不要です。
皆さんが普段使っているIPv6対応のものはGoogle、YouTube、Facebookなどがあります。
Yahoo!JapanやTwitterなどはIPv6非対応です。
上記の様にまだIPv6に非対応なものがあるためIPv6の接続だけではサイトが表示されないことがあります。
そのため社内でも利用している接続方法「IPv4 over IPv6」を使います。
これを利用する事によりIPv4、IPv6の両方が使用できます。
IPv6で通信しIPv4パケットはIPv6でカプセル化し通信します。
IPv4で混雑していた回線を回避する事が可能になり、よりスムーズに通信する事ができます。
この接続をすることにより容量の多いファイルをダウンロード、オンライン会議、動画視聴等々がスムーズになります。
IPv6を利用するには回線、各機器がIPv6に対応している事が必須です。
気になった方はお気軽に以下までご相談ください。
TEL 0852-55-8262
│更新日時:2023/03/29│