コラム㉑ 「自分の出来る限りのことをやる」
当社は社員数5名ながらも営業・技術・業務の三つの部門があります。
例年、この時期に社員による経営方針検討会を開催し、その後各部門ごとの単年度計画を
提出してもらっています。
先週の土曜出社日(8/26)が経営方針検討会でした。
今年も有意義な討論が出来たようです。
最終チェックした議事録、SWOT分析表を見るのが待ち遠しいです。
この経営方針検討会の結果と各部門の単年度計画を基に会社全体の経営指針を更新します。
外部環境が大きく変わる中、中小企業と言えども経営指針の成文化は必須だと強く感じます。
小人数でも組織化し、その職制のプロフェッショナルになることで最大の効果を発揮出来ます。
一つひとつの部門の専門性、熟練度が上がれば上がるほど全社一丸経営のパワーも上がります。
逆に中途半端な助け合いは効率を落とすばかりか、自身の成長の妨げになってしまいます。
経営者も然りで経営指針に基づく自身の役割を確りと認識して、内容によって社員または
外部の専門家に委任することを躊躇ってはいけません。
2030年の労働需要が7,073人に対して労働供給は6,429人で644万人不足することが予想されています。
労働人口減に端を発する経済損失を補う為に国を挙げてのDX推進が展開されています。
デジタルの力で生産性向上を図るのは理に適っています。
但し、より重要な事はあらゆる困難を全社一丸経営で乗り越えようとする好ましい企業風土があるのか
どうかに尽きると感じます。
正しい経営指針と好ましい企業風土、それにプラスしてデジタルの力を活用すれば今後直面する困難にも
対応できる気がします。
先日学んだ言葉に、「人間是宝」があります。
社員一人ひとりの素晴らしさを生かす全社一丸経営、共育を実践します。
以 上
│更新日時:2023/08/29│