コラム㉙ DXは中小企業向け
DXの課題として、「経営者がデジタルの可能性を理解し、自社で成功体験を積むことが大事」
との記事を目にしました。
DXと聞くと最先端のハード・ソフトをイメージしがちですが、本質は前述のとおり人間の主体性が
成否を決めると感じます。
当社の場合、毎年更新している「経営指針書」をベースに実践している内容が・・・
朝礼(掃除・体操・経営理念/行動方針唱和・前日の反省と今日の予定共有等)/月曜ミーティング
(第1月曜日は喫茶店で朝食を食べながら雑談も含め1時間程度話し合う)※社員のみ参加
議事録をチャット(Teams)で共有
四半期ごとの職場討論(外部研修・半期毎の検証と改善・大掃除&BBQ)
半期ごとの個人面談
経営指針の更新
チャット(Teams)
経理公開(月初に試算表公開)
在宅勤務(業務社員が毎週水曜日実施)
以上のようなことをルーティンとして行っています。
実践する中で人数が少ないことによる利点を見つけ、デジタル活用で効率化が図れるように検証
と改善を反復することが重要だと感じています。
中小企業は経営者と社員の距離が近いので浸透が早いですし、比較的意見も言い易い環境の
ところが多いので全員の知恵を集め易いと感じます。(そのような社風を創らなければならない)
話題の「賃上げ」も人数が少ない分、中小企業の方が取り組み易い面もあります。
社員に経理公開して自社の状態を説明したうえで経営指針書に沿って目的・目標達成に向けた
実践を全社一丸となって行う。そんな状態が理想だと感じます。
“三歩進んで二歩下がる”ようなことも多々ありますが、それも経営と捉えて何事も前向きに
取り組みます。
ソフト開発で流行った言葉でアジャイル(敏捷)があります。
敏捷・臨機応変は中小企業の得意技のはずです。
スピード感の無い中小企業は要注意!ということですね。
10年ビジョン「高密度経営推進企業」を目指して成功体験を積み重ねます。
ありがとうございます。
以上
│更新日時:2024/04/24│