コラム㉝ 中小企業の「脱炭素」
地球温暖化、脱炭素、GX等環境関連の記事を見ない日は無い位になっています。
将来世代に対しての責任においても大変重要な課題であると感じます。
また今までの化石燃料中心のエネルギー政策からのシフトも経済とのバランスを見ながら
ベストミックスを目指さなければなりません。
政府、大企業の舵取りが否が応でも注目されます。
そして中小企業、国民一人ひとりが我が事と感じて行動することが重要だと感じます。
先日ビジネスチャットTeamsで下記内容を社員に周知しました。
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社員各位
自社で出来る脱炭素の取り組みとして下記の営業車運転心得を実践して下さい。
宜しくお願いします。
記
1.燃費を把握する: 自分の車の燃費を把握しましょう。燃費計やエコドライブナビゲーションを活用すると
便利です。
2.ふんわりアクセルで発進: 穏やかにアクセルを踏んで発進しましょう。最初の5秒は時速20km程度を目安に
します。
3.車間距離を保つ: 加速・減速を少なくするために車間距離を広めに取りましょう。
4.早めにアクセルを離して減速: 減速時は早めにアクセルを離し、エンジンブレーキを活用して無駄な燃料消費を防ぎましょう
5.適切な速度で走行: 高速道路では制限速度を守り、一定の速度で走行することが効果的です。高速走行は燃料消費を増加させます。
6.エアコンの適切な使用: エアコンは燃費に影響を与えます。必要な場合にのみ使用し、適切な温度に設定しましょう。
※具体的な削減率は車両ごとに異なりますが、エコドライブを実践することで通常10〜20%のCO2排出量削減が期待できます
以上の内容はCopilot(AI)から引用しました。
当たり前、何となくわかっている的な内容ですが、毎日実践しているかと問われればできていない方が
多いのではないでしょう?
かく言う私もできておらず、社員への周知をきっかけに実践しています。
2.ふんわりアクセルはAT車であればアクセル踏まずに自然に5秒間動かす感じです。
4.早めにアクセルを離して減速は前方の信号が赤であれば早めにアクセルを離すようにしました。
こんな小さな実践が成果を出すか否かは「広がり」と「継続」に尽きると感じます。
下記は当社の営業車両3台(ガソリン軽自動車)での試算です。
1か月の走行距離 1,500㎞
乗用@116g‐CO2/㎞、箱バン@166g‐CO2/㎞
当社でもざっと7トンのCO2を排出していることになります。
それが運転の習慣を改めるだけで10~20%削減できるのであればやらない理由はありません。
阻害要因は「うちみたいな小人数の会社がそんなことしたって大勢に影響ないよ!」
「個人がやっても意味がない!」等の否定的な思い込みだと感じます。
東北の震災の際に国民の節電意識が高まり、効果も相当あったと聞いたことがあります。
塵も積もれば山となる
これができるのも日本人の強みだと感じます。
国、大企業、中小企業、個人
影響度は違えど、自分たちのできる脱炭素を心掛けたいものです。
以上
│更新日時:2024/08/29│