コラム㊴ 潮時を知る
組織の長の在任期間が長過ぎることの弊害が取り沙汰されています。
新陳代謝、善循環を維持することを阻害する原因が人間の我欲にあると感じます。
長年積み重ねてきた組織内で影響力を行使する為の強固な仕組み。
人事権・お金の配分等で強い決定権を持ち、周囲にイエスマンを配置し
NO!を言わせない体制をつくる。
経営理念・目的は忘れ去られ自身の影響力の誇示に酔いしれる。
本人も客観的に見れば良くないことであるとわかるはずのことがわからなくなる。
非常に優秀な人でも陥るこの罠は恐ろしいものだと感じます。
そもそも、どのポイントで人間は変化するのでしょうか?
なぜ滑稽なほどの全能感をもってしまうのでしょうか?
人間の性、弱さがそうさせるのでしょう。
「晩節を汚すな」と昔からよく言われますが、人生百年時代の今こそ肝に銘じたいところです。
中小企業の場合、後継者問題が深刻で代りたくても代わる人が居ないというケースも多いです。
今ではM&Aも含めて色々な事業承継の形が存在しますが、皆が採用できる訳でもありません。
大企業は元より、中小企業の経営者こそ長くなりがちな在任期間を念頭に日頃から謙虚な姿勢で
経営に取り組むことが望まれます。
自制、自律の念を維持するために感謝の気持ちを持ち続けます。
以 上
│更新日時:2025/02/25│