コラム㊻ 適材適所
NTTが来春から固定電話(メタル(銅)回線)の基本料を30年ぶりに値上げするそうです。
今回の値上げは、「当面維持するため」で順次光通信等の次世代サービスへの移行を加速させるようです。
音声からデータへの流れ、契約数の大幅減少、設備の老朽化、保守面の不安等様々な理由があります。
この手の話は固定電話に限ったことではなくあらゆる業界で起こっています。
環境適応するものが生き残る。
中小企業家も試される時代です。
意思決定の創造性を高めるためにAIを参謀役にする著名な経営者が増えています。
AIの「人の話を素直に聞いて、整理し簡潔にまとめる能力に長けているところ」が人気の理由とか。
以前、秀才と言われる人達が持っていた能力のような気がします。
また、「AIが賢くなるにつれて、人間は適応するように自らの能力や役割を変化させている」との分析も
専門家にはあるようです。
どちらが主なのか?
AIが話し合いをまとめ、統一見解を導き出す。
また、その統率力に適応した人間が実際に行動する。
「このままで良いのか?」との疑問も湧いてきますが、創造性の種を撒き、最終決定するのは人である時代は
まだ続くと思います。
適材の材は「人間」だけではないようです。
以上
│更新日時:2025/09/30│