コラム㊾ 融通無碍
自動掃除機「ルンバ」で有名なiRobotが破産手続きを行ったそうです。
最盛期の世界シェアが約60%超だったのが、直近のシェアは約13~14%まで下がっていたようです。
あれほどのブランド力を持ち、多くの支持を得た企業が何故という疑問が湧きます。
どうやら、「顧客が本当に価値を感じる体験」よりも「技術・ブランド・戦略上の理想」を優先しすぎた
ことが主因のようです。
当初は顧客価値(家事負担軽減、思ったよりちゃんと吸い取る、壊れ難い等)にピッタリの製品だった
のが、後半になると(高価格化・アプリ依存の機能複雑化・モデル乱立等)自分たちの技術・信念・理想を
優先してモノづくりをしてしまった。
顧客はあくまでその製品の生み出す価値(=利便性)と価格とのバランスを見ていたのに。。。
強いブランドを持った大企業がこうなのですから、我々中小企業は尚更確りと認識して戒めなければ
なりません。
顧客はその商品・サービスの高度化よりも自身の納得感を優先します。
「この商品・サービスはうちにとって十分だ!」
これです。
当社の新規事業「可視化伴走支援」においても同じことが言えます。
伴走者の技術自慢・利便性アピールは必要ありません。
顧客が即判断して、納得感を持って利用出来ることが最重要課題です。
特に中小企業は軽量構造が武器になります。
まずは軽量DXから始めて全体の成長に合わせてアドオンしていくのが実践的です。
全ての会社が求める魔力(ブランド・規模)は意外に脆い。
また人は慢心しやすいことを前提に環境整備をすることが肝要であると改めて感じました。
ありがとうございます。
│更新日時:2025/12/29│






