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コラム㊺ ピー・エム・エーはニッチャー!

従業員数20名未満の小企業の平均年収が約352万円だそうです。

昨今の賃上げの流れで手取りベースで352万円支給しようとすると額面は

445~460万円程度必要になります。

また、会社の総支払額は約525~535万円程度(法定福利費含む)になります。

以上のことを目安として、自社は果たして何人雇うことができるのか?

必要な限界利益を稼ぐことができるのか?

人手不足が叫ばれる中ですが、雇った人が納得できる給与が支払えるのかも確りと

計画しなければなりません。

もちろんパート・アルバイトも立派な戦力ですから全てが上記の限りではありませんが、

当社のような法人向け小売業においては少数精鋭の社員で高い付加価値を稼ぐ仕組みが必要です。

当社は「高密度経営推進企業」になる為に①市場 ②取引先 ③顧客 ④商品・サービス

この4点を絞って勝負すると経営指針書に成文化しています。

絞り込み戦略が事業の独自性を生むと考えるからです。

当社は《ニッチャー》です。

「少数の需要を満たす特殊な領域で自らの圧倒的な地位を築こうとする企業」

※リーダー、フォロワー、チャレンジャーとは競争しない。

現有戦力を磨きつつ、新しい仲間との出会いを期待してやまない昨今です。

Positive mental attitude

積極的で肯定的な価値観を持ち続け、未来に期待します。

以上

 

 

 

夏季休業のお知らせ

         夏季休業のお知らせ

 

平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。
当社では誠に勝手ながら下記日程を夏季休業とさせていただきます。

 

■夏季休業期間
令和7年8月9日(土) ~ 8月17日(日)

 

休業期間中にいただいたお問合せについては、営業開始日以降に順次回答させていただきます。
皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。

コラム㊹ 「人口減は業務改革の好機」 

長年使っている道具には愛着が湧いてきます。

長年守ってきた仕組みや規則はどうでしょう?

愛着ではありませんが、これも知らず知らずのうちに“当たり前”になっていきます。

自分だけで使う道具やルーティンのようなものは良いのですが、集団・組織で使う

仕組みや規則は多くの人を巻き込みます。

制度疲労を起こして実態に合っていないものを、「ず~っと、このやり方だから」との理由で

使い続けることをの弊害を散見します。

人口減・労働力不足が叫ばれて久しいですが、本気の業務改革はこれからが本番との気がしてなりません。

我々中小企業家目線で業務を細分化し、棚卸をすると・・・

「これ要らないんじゃない?」

「これは何で二重でチェックしているの?」

のような項目が出てきます。

そんな時に担当者から出てくる言葉が前述の「ず~っと、このやり方だから」です。

無駄だなぁ~と感じつつ前例踏襲でやっている人、改善するのは社長の仕事で自分が率先してやるのも

億劫だと感じている人、そもそも言われた通りに何も疑わずやっている人等々。

色んなタイプはありますが、今ある仕組みを使い続けていることに変わりはありません。

日常業務の水路化現象で時間を取って業務の棚卸をすることは容易ではありませんが、

労働力不足の現状のもと、いよいよ本腰を入れて取り組まなければなりません。

OA機器販売・DXアドバイザーの経験を通して最近切に感じるのは・・・

「ハード・ソフトありきの業務改善は習慣化しない」という事実です。

世の中には便利なツールが溢れています。

何が自社に最適なのかを見定めるのも一苦労です。

ここも専門家の出番の一つなのでしょうが、最も重要な事は・・・

「我社は何を目指しているのか?」

「何を基準に行動しているのか?」

要は自社の経営理念の明確化です。

「なぜ慣れた方法を止めて、新たに定めた仕組みを運用するのか?」

「その一つひとつの業務改善が経営理念・目的の達成に繋がっているからだ!」

このことが腑に落ちている会社・組織は強いです。

言うは易く行うは難しではありますが、「小さく始めて、継続的に改善し、成果を共有する」

ことを愚直に実践することが良い会社をつくる要諦だと感じます。

                                            以上

 

 

コラム㊸ 加速する時代

私の住む山陰地方も最速で梅雨明けし、連日の猛暑です。

少し外回りをしただけで汗が噴き出す陽気です。

屋外での仕事の皆さんには十分に熱中症に気を付けてもらいたいです。

 

今朝の新聞記事に目が留まりました。

「民主政は衆愚政治に陥り、力づくで人々を従わせる僭主の支配に移行する」

「自由への渇望が過度の隷属を生む」

古代ギリシャの哲学者プラトンの言葉だそうです。

情報の少ない中、そのような予測・傾向をどのようにして読み取ったのか?

不思議と言うか何か神がかったものを感じます。

そして、まさに2,400年後の現代に通じる見識であると感じます。

何年経とうと同じ人間の営みなので繰り返されることもあると思いますが、

経験から改善すべき点は忘れず、ブレずに改善し続けることが難しいのだと感じます。

政治の変化とともに企業の在り方も変化を余儀なくされています。

株主総会も様変わりです。特に不祥事が露見し、アクティビストに対抗策を提出された

会社の経営陣の心中たるや。過去の経営陣と比較し悶々としている人も居ると思います。

「シャンシャン総会」は過去の遺物になったのでしょう。

待ったなしの真剣勝負がそこかしこで展開されている状況です。

前例踏襲、もたれあいではない能動的な動きなので本来のあるべき姿とも言えます。

自分に都合の良いことだけを求め、他者に依存する民主主義はせっかく掴んだ自由・平等

等を台無しにしてしまう。

自主性を発揮した真剣勝負の先にある成果を民主的に配分し、連帯していく事が地域が

維持・発展していく本質であると感じます。

中小企業家でもやれることはたくさんある。

以上

コラム㊷ 従業員99人以下の中小企業

統計なので何らかの区分は必要ですが、島根県で総勢5名の小売業を経営している身からすると、

「99人もいたら、この辺じゃ大きな会社!」というのが実感です。

その所謂「中小企業」の雇用問題が取り沙汰されています。

「中小企業は若い世代の採用が難しく、高齢者への依存を強めている」

「中小企業は賃上げや柔軟な働き方の導入を急がなければ人手不足を解消できない」

「過去10年間の雇用全体に占める割合は、大企業は3ポイント増で中小企業は4ポイント減」

「中小企業は15~64歳が125万人減った一方、65歳以上が112万人増えた」

「労働力人口はこれからの10年で約150万人減る予測」

等など、現実はかなり厳しいです。

賃上げも柔軟な働き方も中小企業経営者は心底実践したいと考えています。

にもかかわらず付加価値(=粗利益)を十分に生み出せず、必要な手立てを打てず悶々として

いる経営者も多いと感じます。

能力・努力が足りないと言われればその通りかもしれませんが、経営者一人ひとりは真剣に経営に

取り組んでいるはずです。

中小企業でもM&Aが一般化するのを目の当たりにすると、中小企業淘汰論が現実化していると

感じざるを得ません。

 

  1. 中小企業の過剰問題
  • 日本には約358万社の中小企業があり、先進国の中でも突出して多い
  • 中小企業数が多すぎることが日本の生産性の低さにつながっている
  1. 生産性向上の必要性
    • 中小企業は大企業と比較して生産性が低い傾向がある
    • 日本の労働生産性はG7諸国で最下位となっている
  2. 淘汰と再編の必要性
    • 生産性の低い企業を淘汰し、競争力のある企業に資源を集中すべき
    • 単なる保護政策ではなく、中小企業の「稼ぐ力」を強化する政策が必要
  3. 事業承継問題への対応
    • 経営者の高齢化による廃業ではなく、M&Aなどによる事業継続を促進すべき
  4. デジタル化の推進
    • DXを通じた生産性向上が不可欠

アトキンソン氏は著書『新・生産性立国論』『国運の分岐点』などでこれらの主張を展開し、日本経済の構造改革の必要性を訴えています。彼の主張は時に「冷徹」と評されますが、日本経済の長期的な競争力強化のための提言として注目されています。

 

方や、2010年6月18日に閣議決定された「中小企業憲章」には、

「中小企業は、社会の主役として地域社会と住民生活に貢献し、伝統技能や文化の継承に重要

な機能を果たす」

さらに、「小規模企業の多くは家族経営形態を採り、地域社会の安定をもたらす」

「中小企業は、国家の財産ともいうべき存在である」

と記されています。

地域に根差した中小企業が独自性を磨き、生産性を向上させれば数の多さは強みになります。

特に地方は強い中小企業が蜂の巣のように集積している方が現実的だと感じます。

中小企業憲章に謳われているような中小企業になる為に、1社1社が自覚を持って経営を前に

進めることが大事だと改めて感じます。

以上

 

 

DXアドバイザーによる可視化伴走支援事業の動画をアップしました

コラム㊶ 「正しさ」の正解

一人ひとりに、自分にとっての「正しさ」がある。

共感した仲間とより強い「正しさ」に成長させ普遍化させる。

より多くの仲間が出来た集団が多数派となり、ものごとを決めていく。

公平な仕組みです。

今の時代は情報が溢れかえっています。

損得を主張する人、善悪を主張する人。

色々な価値観があり、自由に発信できる世の中です。

とても良い環境だと感じます。

客観性、柔軟性を持ちつつ自分の考えを持つことが重要な時代だと感じます。

便利なツールはこれからも数多く発明されると思いますが、あくまで人間同士が

「徹底的に民主的な話し合いをしてお互いに理解と納得しながら一つひとつ現実に

即して処理をしていく」

この基本を忘れないようにします。

以  上

コラム㊵ 情報リテラシー

新聞に気になる記事がありました。

「誤情報・fake newsは中高年こそ注意しなければならない」

確かにSNSを日常的に使いこなし、場合によっては過激化するといった報道は若者中心です。

ただ、周りを見てみると中高年の括りに入る人たちがデジタル機器を使って仕事をバリバリこなし、

FacebookやInstagramで広報・宣伝も含めた情報発信をしている人も大勢います。

世論の観点でも既存メディアの影響力が薄れ、SNSが大きな影響力を持ち始めたことは周知の通りです。

専門家の分析によると、「中高年の特徴として地元の話題に関心が高く、社会生活でいらだちを抱え

ながらも無視されていると感じている人が多い」との傾向があるそうです。

また、これは若者と同傾向のようですがネットの危険性にさらされていると自覚していない人も多いようです。

「自分は大丈夫!」というやつです。

経験を積み、重要な立場にいる人が多い中高年が誤情報に影響されれば周囲への悪影響は避けられない

でしょう。

まさに中高年こそ情報リテラシーの向上が急務なわけです。

経験からくる人生理念・信条は簡単に変えられるものではありませんが、寛容と謙虚さを持って物事を判断

すること。

異業種、異なる考えを持っている人とも情報交換しなるべく偏らず中庸を保つこと。

そして、自分が正しいと感じたことでどんな成果を得たのかを検証するべきだと感じます。

「良い種を撒けば、良い実がなる」

成果を客観的に検証することがないと悪い実でも自分に都合の良い解釈をして自己肯定してしまう恐れが

あります。

寛容・謙虚、やはり素直さに勝る人格はないとつくづく感じます。

簡単ではありませんが、習い性になるように心がけます。

ありがとうございます。

以上

社員ブログ 木村

今回ブログを担当します営業の木村です。

少し前になりますが松江市の有限会社キムラプラン様でインターネットセキュリティゲートウエイ(UTM)

の施工をさせて頂きました。

最近ネットワーク機器が増えて来て電源ケーブルやLANケーブルがどれが何に繋がっているのか分からない状態でしたので、この機会にスッキリと壁掛設置させて頂きました。

※左奥:電話主装置 真ん中:防犯カメラレコーダー 右 UTM

真ん中下:防犯カメラ電源アダプター 右下:NTT.HGW(ルーター)

この下にUPS(無停電電源装置)が設置してあります。

これで機器の再起動(電源入/切)もし易くなりましたので障害時の早期復旧も期待出来ると思います。

( インターネットが繋がらなくなった等の障害はネットワーク機器の再起動で復旧する事が多いんです)

社長様今回はありがとうございました!!

事務所のネットワーク機器、LANケーブル、電源廻りをスッキリされたい方ご相談お待ちしております!!

PCのウイルスセキュリティ対策や防犯カメラの事もお任せ下さい!!

 

 

 

 

コラム㊴ 潮時を知る

組織の長の在任期間が長過ぎることの弊害が取り沙汰されています。

新陳代謝、善循環を維持することを阻害する原因が人間の我欲にあると感じます。

長年積み重ねてきた組織内で影響力を行使する為の強固な仕組み。

人事権・お金の配分等で強い決定権を持ち、周囲にイエスマンを配置し

NO!を言わせない体制をつくる。

経営理念・目的は忘れ去られ自身の影響力の誇示に酔いしれる。

本人も客観的に見れば良くないことであるとわかるはずのことがわからなくなる。

非常に優秀な人でも陥るこの罠は恐ろしいものだと感じます。

そもそも、どのポイントで人間は変化するのでしょうか?

なぜ滑稽なほどの全能感をもってしまうのでしょうか?

人間の性、弱さがそうさせるのでしょう。

「晩節を汚すな」と昔からよく言われますが、人生百年時代の今こそ肝に銘じたいところです。

 

中小企業の場合、後継者問題が深刻で代りたくても代わる人が居ないというケースも多いです。

今ではM&Aも含めて色々な事業承継の形が存在しますが、皆が採用できる訳でもありません。

大企業は元より、中小企業の経営者こそ長くなりがちな在任期間を念頭に日頃から謙虚な姿勢で

経営に取り組むことが望まれます。

自制、自律の念を維持するために感謝の気持ちを持ち続けます。

以 上

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